「ローズ・イン・タイドランド」試写会行ってきました。

26日(月)
試写会当たり、行きました。
時間ギリギリでアセアセ。


画像

★「ローズ・イン・タイドランド」
TIDELAND
2006年7月8日、恵比寿ガーデンシネマ、新宿武蔵野館他にてロードショー
http://www.rosein.jp/

ギリアムの”アリス”は、孤独の迷宮をさまよう

『未来世紀ブラジル』『12モンキーズ』などの
奇想天外な世界観がブラッド・ピットやジョニー・デップら
多くの俳優たちに熱烈に支持されている監督テリー・ギリアム。
2005年にはおよそ7年ぶりになる『ブラザーズ・グリム』を発表し、完全復活を遂げた。
それから時をおかずに発表された最新作『ローズ・イン・タイドランド』は、
まさに”ギリアム版「不思議の国のアリス」”と呼べるような、
少女の幻想的な想像力を見事に映像化した作品。

監督:テリー・ギリアム
共同脚本:トニー・グリゾーニ
原作:ミッチ・カリン
キャスト:
ジョデル・フェルランド
ジェフ・ブリッジス
ジェニファー・ティリー
ジャネット・マクティア
ブレンダン・フレッチャー

独りぼっちの主人公ジェライザ=ローズの目に映る不思議なできごと、
ちょっと変わった隣人たち、草原に現れる海など、
ギリアムが得意とするファンタジックな世界観は本作でも健在。
見る者を魅了すると同時に、いびつなものの中に宿る美しさ、
無邪気さの中に在るしたたかさを垣間見せて、私たちの狭い価値観を打ち破る。

彼は全編において少女の目線で物語を綴ることを貫き、
少女がひとり遊びに興じる心情や想像力の豊かさ、
どんな逆境においても未来を選び取ることができる
子供たちの逞しさを描き出す。
また、彼女がリスに導かれ古い家の秘密を知るエピソードや、
草原にぽかんと空いた穴に深く深く落ちて行く幻想的な描写は、
監督の思惑通り「不思議の国のアリス」を彷彿とさせる。
ちなみに、原作のタイトルである”タイドランド”とは干潟を表し、
一方では境界線という意味も持つ。
つまりジェライザ=ローズの幻想(=海)と、
現実(=大地)との境界線となる場所が”タイドランド”なのだ。



感想
へヴィーなのに、可愛い。こどもって本当にたくましい。
悲惨で泣き出しそうな状況なのに、不平も涙も吐き出さない。
妄想力で切り抜ける。
絶望的な世界さえ、幻想の世界へと変えてみせる。
無邪気で、時に行き過ぎなくらい妄想的で、
何も知らないかと思いきや、大人よりも大人っぽい。
恐さを知らないゆえ?
異常なようで(狂っているかのようで)、
実は子供ってこんなんかも・・・・と思えました。
恋も思い込み、なんていうけれど、
誘惑までしちゃうなんて・・・・。
すごいな。
子供の時って、どんな感覚だったろう。
頭でわかっても、その感覚に戻れない。
でも、この映画で、あ、こんなんだったかも?と思いました。


最後の彼女の瞳が、大きく真っ黒く、
何も写していないようで、なにもかもを飲み込んでいくようで。
これから、彼女はどうなっていくのだろう?
新しい人生が始まる・・・。

ローズ役のジョデル・フェルランドだからこそ出来たのでは?
なんて思ってしまうほどの演技でした。
演技と思えない演技。
前編でずっぱりですし。しかし可愛い。
キスシーンもあります。
色っぽいとさえ思ってしまいました。きゃー。

■ジョデル・フェルランド
1994年10月9日、カナダ生まれ。2歳でCMデビュー後、
TVドラマと映画に進出したベテラン子役。
エレン・バースティン と共演した「Mermaid」では
デイタイム・エミー賞の特別演技賞にノミネートされ、
ヤング・アーティスト賞のテレビ映画部門最優秀演技賞を受賞。
映画最新作はクリストフ・ガンズ 監督の『サイレント・ヒル』。



実は「ブラザーズ・グリム」は、あまりテリー・ギリアム!という感じではなくて
「うーん」と思ったのですが、この映画は「さすが」でした。
(簡単に)理解できないところがあるというのが、
彼の映画なのかなと思っています(笑)。


記者会見のふたりの仲良しっぷりが可愛い。
ジョデル・フェルランドは、映画でも可愛かったけれど、
ちょっと汚れていたので(笑)、記者会見の時の輝きに驚き~。
監督がかなりのおちゃめさん。
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■関連ニュースリンク
『ローズ・イン・タイドランド』テリー・ギリアム監督&ジョデル・フェルランド来日記者会見
http://www.cs-tv.net/blog/000512.html
テリー・ギリアム:子役をべたぼめ 「ローズイン・タイドランド」
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/geinou/200604/graph/13_3/

http://www.magazine.co.jp/culture/backstagestory/index.jsp
テリー・ギリアム、太田光
http://www.flix.co.jp/page/A0001097
2006年04月13日
「ローズ・イン・タイドランド」テリー・ギリアム監督、ジョデル・フェルランド来日記者会見
http://www.moon-leaf.biz/cinema/news/20060413.shtml
『ローズ・イン・タイドランド』テリー・ギリアム & ジョデル・フェルランド 来日記者会見
http://www.cine-tre.com/cinematopics/?2000414

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この記事へのコメント

ichi
2006年07月26日 05:13
こんばんは。
ジェライザ・ローズはすっごくよかったんですけど、ギリアムの作品がこういう感じたとは全く知らなかったんで、エグさとかグロさとかにすっかりあてられちゃった感じです。(w)
悪い夢を見ている感じっていうんでしょうか、そういう感じでした。
2006年07月30日 11:40
>ichiさん
こんにちは。
悪い夢・・たしかに。
すごい映画でした。人に薦める事も批判する事もできず
感想を友達に求められて悩みました(;^_^)。
エグさ、グロさ・・・。
ジェライザ・ローズあっての映画だったなぁと思いました。
彼女は良かったですよね~。

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